厚生労働省が発表している近年の看護師国家試験合格率
実施年度 |
受験者数 |
合格者数 |
合格率(%) |
|---|---|---|---|
第100回(平成23年2月実施) |
5,4138 |
4,9688人 |
91,8 |
第99回(平成22年2月実施) |
52,883 |
47,340 |
89,5 |
第98回(平成21年2月実施) |
50,906 |
45,784 |
89.9 |
第97回(平成20年2月実施) |
51,313 |
46,342 |
90.3 |
第96回(平成19年2月実施) |
50,766 |
46,000 |
90.6 |
第95回(平成18年2月実施) |
48,914 |
43,211 |
88.3 |
第94回(平成17年2月実施) |
48,299 |
44,137 |
91.4 |
第93回(平成16年2月実施) |
49,204 |
44,874 |
91.2 |
第92回(平成15年2月実施) |
53,680 |
49,714 |
92.6 |
第91回(平成14年2月実施) |
53,187 |
44,820 |
84.3 |
第90回(平成13年2月実施) |
48,332 |
40,625 |
84.1 |
第89回(平成12年2月実施) |
48,568 |
46,817 |
96.4 |
第88回(平成11年2月実施) |
55,404 |
53,821 |
97.1 |
第87回(平成10年2月実施) |
53,052 |
44,364 |
83.6 |
第86回(平成9年2月実施) |
49,774 |
43,317 |
87.0 |
第85回(平成8年2月実施) |
45,600 |
40,927 |
89.8 |
第84回(平成7年2月実施) |
42,532 |
40,822 |
96.0 |
第83回(平成6年2月実施) |
40,445 |
40,004 |
98.9 |
| 解説 | |||
必修問題の導入、試験時間の延長、相対基準と絶対基準の導入、試験問題のプール制(過去問を蓄積していき、良質と判断された問題を繰り返し出題すること)など、回を重ねるほど、試験様式が変化しています。 過去6年の国試の概況を見てみると、合格率は第93回が91.2%、第94回が91.4%、第95回が88.3%、第96回が90.6%、第97回が90.3%、第98回が89,9%、99回が89,5%、91,8%と、90%前後で推移しています。 これは、必修問題以外の問題に対して相対基準(その回の受験生の得点分布から成績順で合否を決める)が導入されているためだと考えられる。試験の難易度による合格率の大幅な変動を回避し、新規の看護師を安定供給したいという厚生労働省の意図が現れていると思います。 合格率に関しては、今後も大きな変わりはないと推測できますが、一方で、合格基準になった正答率は、第93回が60.0%、第94回が61.3%、第95回は65.1%、第96回が72.1%、第97回が66.7%になっていおり、問題のレベルに合わせてボーダーラインは、60~70%台を上下している。 第93回から第96回にかけて徐々に難易度が下降した(特に第96 回は想起型の問題が多く易しい問題であった)様相を呈していますが、第97回ではやや持ち直しています。このように、難易度は年によって多少の変動はあるものの、今後も極端な難化などは考えにくいと想像できます。 |
|||
