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看護師国家試験合格率

厚生労働省が発表している近年の看護師国家試験合格率

 

第83回から最新の103回まで国試の受験者数、合格者数と合格率を掲載しているページです。102回が近年では最も多い受験者数(56,530人)となり、次いで88回の55,404人となっています。各年度のボーダーラインはこちら

 

→新卒ナースの就職について(初任給篇)

実施年度
受験者数
合格者数
合格率(%)
第103回(平成26年2月実施)
58,891
52,900
89.8
第102回(平成25年2月実施)
56,530
50,224
88.8
第101回(平成24年2月実施)
53,702
48,400
90.1
第100回(平成23年2月実施)
5,4138
4,9688
91,8
第99回(平成22年2月実施)
52,883
47,340
89,5
第98回(平成21年2月実施)
50,906
45,784
89.9
第97回(平成20年2月実施)
51,313
46,342
90.3
第96回(平成19年2月実施)
50,766
46,000
90.6
第95回(平成18年2月実施)
48,914
43,211
88.3
第94回(平成17年2月実施)
48,299
44,137
91.4
第93回(平成16年2月実施)
49,204
44,874
91.2
第92回(平成15年2月実施)
53,680
49,714
92.6
第91回(平成14年2月実施)
53,187
44,820
84.3
第90回(平成13年2月実施)
48,332
40,625
84.1
第89回(平成12年2月実施)
48,568
46,817
96.4
第88回(平成11年2月実施)
55,404
53,821
97.1
第87回(平成10年2月実施)
53,052
44,364
83.6
第86回(平成9年2月実施)
49,774
43,317
87.0
第85回(平成8年2月実施)
45,600
40,927
89.8
第84回(平成7年2月実施)
42,532
40,822
96.0
第83回(平成6年2月実施)
40,445
40,004
98.9
解説
必修問題の導入、試験時間の延長、相対基準と絶対基準の導入、試験問題のプール制(過去問を蓄積していき、良質と判断された問題を繰り返し出題すること)など、回を重ねるほど、試験様式が変化しています。102回からは、計算問題における非選択式形式と状況設定問題における2連問が導入され、新たな問題タイプが登場しています。

過去(直近93回以降)の国試の概況を見てみると、合格率は第93回が91.2%、第94回が91.4%、第95回が88.3%、第96回が90.6%、第97回が90.3%、第98回が89,9%、99回が89,5%、100回91,8%と、101回が90.1%、102回が88.8%と90%前後で推移しています。

これは、必修問題以外の問題に対して相対基準(その回の受験生の得点分布から成績順で合否を決める)が導入されているためだと考えられる。試験の難易度による合格率の大幅な変動を回避し、新規の看護師を安定供給したいという厚生労働省の意図が現れていると思います。

合格率に関しては、今後も大きな変わりはないと推測できますが、一方で、合格基準になった正答率は、第93回が60.0%、第94回が61.3%、第95回は65.1%、第96回が72.1%、第97回が66.7%になっており、問題のレベルに合わせてボーダーラインは、60~70%台を上下している。ちなみに102回はボーダーラインが66.6%となっています。

第93回から第96回にかけて徐々に難易度が下降した(特に第96回は想起型の問題が多く易しい問題であった)様相を呈していますが、第97回ではやや持ち直しています。98回と99回は合格率が90%を割り込みましたが、100回、101回は再び90%台を回復しています。102回は、計算問題における非選択式形式が採用されたこともあり難易度が上がり、88%と近年では最も低い合格率となりましたが、103回は合格率が89.8%と前年より1%向上しています。このように、難易度は年によって多少の変動はあるものの、今後も極端な難化などは考えにくいと想像できます。
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